読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

A Dose of Rock'n'Roll

いろんな国の映画について書いています。それから音楽、たまに本、それとヨーロッパのこと。

オーバーハウゼン国際短編映画祭で観てきました その1

…という概要だけなのもアレなので、続編として、観た作品全部書いておきます。ちなみに最初の二つは初回の上映だったので監督からの挨拶がひとつひとつありました。これも映画祭の楽しみの一つですね。
 

f:id:coroand501:20160517074128j:plain

 
ドイツ国内コンペティション部門 第2回
(タイトル/監督/国/制作年/時間、以下同)
 
A Fire in My Brain that Separates Us, Benjamin Ramírez Pérez, Germany, 2015, 17'10"
 
この作品を観たくてこの回に参加したのだが予想とは全く違った作品だった。一つ一つの印象的なセリフ(どうも数々の映画からの引用らしい…男女の会話のように思えた)とともに部屋の中の様々な情景が映し出され、家具が糸や人によって引きずられるシーンが繰り返される。タイトルとともに、非常に印象的では、あった。
 
Durch, Jelena Marković, Germany, 2016, 13'12"
 
ポーランド出身の監督だったが、昔観たドイツ映画の『Farland』という映画を思い出した。ハンブルク(だと思う)のうら寂しい街を背景に若い女性の陰鬱な表情が映される。都会に生きる空虚さや悲しい出来事に接したときの感情が鈍るような感覚を映画いていたように思えた。この陰鬱さは個人的には好きだったので、ぜひこのテイストでの長編を観たい。
 
Ohne Titel (Gülsen und Hüseyin), Aykan Safoğlu, Germany/Turkey, 2015, 13'10"
 
Macの画面に表示されている複数のムービーをクリックして再生することで話を紡いでゆくというなかなかユニークな手法でそれそのものは楽しめた。ただ、トルコからの最初期の移民だった叔父を再現するというストーリーはどうもよく飲み込めず…。
 
Four Diamonds, Ute Aurand, Germany, 2016, 4'09"
 
監督は初老といっていいほどの年齢の女性だったが、アメリカに行った際に偶然出会ったシーンをつないだものだそう。キラキラした映像が意図的にゲインオーバーな音楽とともに流される。ストーリーがあるわけではないが、映像作品としては美しく、よかった。
 
Familiar Memories, Pol Merchan, Germany, 2016, 3'52"
 
前の作品と同じ系統のもの。ただ、もっとテーマが明確で、タイトル通り自分が子供の頃の家族、特に母親との思い出をノスタルジックに描く。
 
Coming of Age, Jan Soldat, Germany, 2016, 13'30"
 
まさかの濃厚なゲイ映画。ゲイのセックスビデオが居間のTVで流れているシーンから始まるのが衝撃だった(バリバリ本番中で…)。中年(壮年?)のゲイカップルの様子を記録した作品だったのだが、どうも同性愛というだけではなく幼児プレイなどかなり変態で、二人が愛し合う様子もリアルに写されていて、申し訳ないが撮り方が下品で気分が悪くなった。会場ではかなり笑が起きていたけど、監督これ悪意なかった?