ワルシャワ国際映画祭に行ったこと
前回とは打って変わってヨーロッパの話題。今月13〜21日まで開催されていたワルシャワ映画祭に行ってきました!
ウィキペディアによれば、時期的に重なることもあって東京国際映画祭と同じぐらいの位置づけらしいです(国際映画批評家連盟公認のものとしては。公認されていないものでロッテルダム国際映画祭のように大規模なものもあるのですが、それはまた次のお話……!)。詳しくはこちら。世界14大映画祭の1つ……って多いわ!(笑)
この映画祭の最大の特徴は…………アクセスがめちゃくちゃいいこと(笑)。
ワルシャワのシンボルといえば、やはり中央駅前にデーンとそびえ立つ文化科学宮殿なのですが、なんとそこが会場。絶対迷いません(笑)。
(この宮殿自体はソ連時代の”贈り物”で今でも賛否分かれるようです。私の知り合いのポーランド人からもいろんな意見が聞かれました)
この宮殿が位置しているのが中央駅。主要な鉄道、地下鉄・トラム・バスが着くところなので空き時間にちょっと観光して戻ってくるにもなかなか便利なところだといえます。
街にもポスターが。
こちらがメインの会場、Kinoteka。
内装がなんか豪華…!
そのほかにもいくつか会場があるのですが、コンペティション以外でもっとも上映数が多かったのがこちら。Multikino。
来場者数…?
で、これも中央駅とほぼ連結してるんです(笑)。駅の側にめちゃくちゃ大きいショッピングモールがあるんですが、その最上階が映画館というわけ。日本でいうとTOHOシネマズみたいな存在で、3スクリーン程度を映画祭専用にしてその他では通常上映も行われていました(これはKinotekaでも同じか)。私は普段観る映画からミニシアターに行くことが多いんですが、たまにシネコンに行くといいですね、ポップコーンのにおいが充満してて雰囲気がいかにもエンタメでなんとなく童心にかえった感じで楽しくなってくる(笑)。
ばかでかいショッピングモールの様子。
インフォメーションとロビー。
それから、これはそもそもワルシャワそのもののメリットかもしれないんですが、チケットの価格設定も安くて、たくさん観ることに抵抗がなくなって、よかったです…!映画だけじゃなくて、食べ物なんかも安くてすごく助かりましたね〜。
※ 他のユーロ圏の国と比較して。ポーランドはズウォティという通貨なのですが、感覚的にはドイツの2/3ぐらいのイメージでした。場所によれば半額ぐらいかもしれない。それからご飯もドイツよりも美味しい気がしました…!日本は外食がすごく安いのでそんなにバリューが感じられないかもしれませんが、映画のチケットは高いので料金が1/3になるイメージだと思います。
オンラインで予約したチケットを引き換えてもらいます。
さて、そんなワルシャワ国際映画祭。私が観たコンペティション作品が2作受賞したので嬉しい限りなんですが、次回から作品を紹介していきます!
おまけ: なかなか見所あるおしゃれなワルシャワの街。
ポーランドを代表する偉人、コペルニクスさん。
地下鉄がおしゃれなのです…!(ここはなんかキューブリック作品っぽい)