Postbus
先日、日本から出張で来た友人に会いに、ミュンヘンに行ってきました。私はデュッセルドルフというドイツの割と西端にある街に住んでいるのでちょいと遠い。
普通にICE(ドイツの新幹線的な存在)で行こうと思ったものの、今まで知らなかったPostbus(ポストブス)という存在を知り、価格も魅力的だったので使ってみました。
これ。なんかめっちゃ黄色い。
それもそのはず、名前の通りドイツ郵政*1が運行しているバスなのです。
個人的には価格が安くて寝てるだけの時間を有効に使えるという理由で割と好きな移動手段、バス。学生時代に東京ー京都間の往復(帰省)を繰り返していたら、8〜9時間ぐらいは余裕な体になってました。
(ちなみに、印象としてはドイツのほうが日本よりも休憩少なめで、あんまりxx時間おきにって配慮されてる感じがしません)
ドイツに住んでからはDB(ドイツ鉄道*2)が運行しているICバス、それと激安で宣伝しまくっているFlixbus(超蛍光色の車体がまぶしい)を使ったことがったのですが、今回のPostbusが個人的には一番気に入りました。ポイントは”スマホに優しい”ところ。車内は無料のWi-Fiが飛んでいてそれほど期待してなかったにもかかわらずものすごいサクサク動きました。満員じゃなかったのもあるかもしれないが、普通にカフェでつないだ時ぐらいの快適さがあったぞ。
なんか無料アプリをダウンロードしたら音楽とか映画とか配信されてたしね。要はタブレットかスマホがあれば飛行機みたいなサービスを受けられるということ。
後ろにはコーヒーマシンがあって(有料)止まった時に運転手に言えば水やスナックだけではなくヘッドホンとか充電器まで買えるらしい。
やっぱ最近ではスマホへの対応が一番重視されるところなんでしょうか。そこのサービスにすごく力を入れているのが伝わってきました。各席の下にコンセントもありました。
これで片道30ユーロ前後なのでなかなかお得感がありました。通常価格だけでなく、サイト見たら限定セールで5ユーロという破格のチケットがあったのには心底驚いた…。
トイレがすごい狭くてかなり揺れるので『ファイナル・デステイネーション』かっていうぐらい体ぶつけながら用を足しましたけどね。
無駄にバランスをとるために苦悶の表情になる。映画はグロ注意だけどオススメ。
もっとシンプルに言えば、ジョジョ立ちですね。