A Dose of Rock'n'Roll

いろんな国の映画について書いています。それから音楽、たまに本、それとヨーロッパのこと。

2016年の映画たち

こんにちは。

 

普通のブログで言えばありえないぐらいの月日が、更新しないまま経っておりました。しかも最後の投稿が袋ラーメンを並べただけという、なんかちょっと気が触れてる感じのアレでしたしね。

まぁ、とりあえず気を取り直して今年も映画とか音楽の話を綴っていこうと思う所存です。よろしくどうぞ。

 

 

そして臆面もなく今更な話題を書こうというのですが。

 

 

【2016年に観た映画ランキング】

毎年だいたい100本ぐらい観た中から、公開1年以内のものを一人で勝手にランクづけしてるんですが、あとで振り返ると結構楽しめるので皆様にもオススメです。

「映画=ひとりでやる趣味」の極北って感じですが。

そんな2016年もそれなりの収穫が。

 

5. ヘイル、シーザー!

コーエン兄弟の映画って『ノーカントリー』以外それほど特別好きってわけではなかったんですが、2016年自分の中で突然のヒット。そして公開された新作、特にこのシーンが笑ったのなんの。

ありがとう、アルデンエーレンライクくん!もう絶対忘れないぜ。

youtu.be

 

4. 火の山のマリア

詳細は以下に書いたんですが、超珍しいグアテマラの映画が、まさかこんなにもハイクオリティとは。すごく驚きました。

coroand501.hatenablog.com

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DEMAE RAMEN

月一での投稿になってしまっていてアレなので、長文のレビューだけじゃなくてもう少し短い投稿もしていこうかな、と。ドイツでの生活で見つけたネタとか、旅行の写真なんかが主になると思います。

 

というわけで、いきなりすごいくだらないネタを。

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(左上から時計回りに、東京醤油ラーメン、韓国の辛ラーメン、いつも売ってる味、トムヤムクン)

 

ドイツでも人気のラーメン。スーパーでも余裕で売っています。日清のロゴがあるやつは塩辛くてあまり好きではないのですが(つまりドイツ人向け)、この出前一丁シリーズは普通に食べられます。

 

なんかこの秋アジアンな限定メニューを推してきていたので集めてみました。東京醤油ラーメン、という日本の味とタイや韓国を一緒くたにするなんて、乱暴な!という声もありそうですが、まぁこちらのひとの意識は、こんなもんです(笑)。

The Whoのオーバーハウゼン公演に行ってきました

先日、長年行きたかったThe Whoのライブに行ってきました!

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ピートもロジャーも、齢70を超える人とは思えないほど現役感あふれるエネルギッシュなステージを届けてくれました。

今回はそんな興奮を3週間以上放置してたが、前置きなしで書き連ねていきます!(いつも前置きが長いと評判なので…できるだけ反省したい)

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ヴィジット(2015)

『シックス・センス』のM・ナイト・シャマランによる久々のサスペンス映画。原点回帰的な作品としてそれなりに話題になっていたようです。

 

原題: The Visit
制作: 2015年 アメリカ
監督: M・ナイト・シャマラン
出演: オリビア・デヨング、エド・オクセンボールド、キャスリン・ハーン、ディアナ・デュナガン、ピーター・マクロビー

ヴィジット : 作品情報 - 映画.com

(特集もあるみたいです)

 

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あらすじ ・・・ 15年前の母の家出以来音信不通だった祖父母のもとへ、姉弟が1週間滞在することに。父との離婚がきっかけで母に連絡があったらしい。映画オタクの姉はその再会をドキュメンタリーにすることに決め、カメラを回し続ける。最初は何事もないように見えた田舎暮らしだが、祖父母の様子がおかしいことに姉弟は気づきはじめ・・・。

 

!!! 以下、ネタバレを含みます !!!

 

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ハングマン(2015)

いやほんと驚いたんですが、もう最後に更新してから2ヶ月近く経っていました。気づいてはいたもののちょっといろいろ事情が・・・(サボってただけです)
 
そんな久しぶりの更新でこんな非人道的な映画を紹介するのもちょっと気が引けるんですが、最近観たものから紹介します。
 
原題: Hangman
制作: 2015年 アメリカ
監督: アダム・メイソン
出演: ジェレミー・シスト、ケイト・アシュフィールド
 

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あらすじ ・・・ 幸せなそうな家族が旅行から帰ってきたら家が荒らされていた。空港に停めた車のナビから自宅を割り出されたのだ。警察を呼ぶも、犯人は見つからず徐々に普段の生活に戻る一家。男が家にまだ潜んでいることも知らずに…。男の動機は一切明かされないままエスカレートしていく行動が淡々とカメラに写される・・・。
 

コロニアが日本公開

先日レビューした『コロニア』が、9月に日本公開になるそうです!
王道のサスペンスとしてなかなか楽しめるのでオススメです。
 
私のレビューはこちら^^
 
………が、なんでわざわざこんな記事を書いたかというと、日本公開のポスターが、、、
 
 
 

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これ。
 
 
ダニエル・ブリュール消されてるやん。
 
 
えー、そんなダニエル・ブリュールって知名度なかったっけな日本で、、、、。
いやこの豪華俳優2人が競演ってところが売りのひとつだと思うんだけど、、、。
グッバイ!レーニン』、日本でもヒットしたよね……?

eiga.com (もう10年以上前なのか…)

 
いまやドイツ一有名な俳優と言っても過言では……………。
 
 
 
まぁ、とかなんとか言いましたけど、エマ・ワトソンがめっちゃ美しいので、オススメですこの作品!w 9月17日から公開だそうです^^
 

火の山のマリア(2015)

少し更新が滞っておりましたが、今日は非常に珍しい、グアテマラの映画のレビューです。
日本よりもドイツでの公開の方が遅かったようですが、とてもよかったです。
 
原題: Ixcanul
制作: 2015年 グアテマラ、フランス合作
監督: ハイロ・ブスタマンテ
出演: マリア・メルセデス・コロイマリア、マリア・テロンフアナ、マヌエル・アントゥン
 

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あらすじ ・・・ 
グアテマラの山深い土地に両親と貧しく暮らすマリア。普段はおとなしい彼女は、密かに今の暮らしから抜け出したいと思っていた。そんな願いを叶えてくれそうな農場労働者の少年ペペと出会ったマリアは「一緒に連れていく」ことを条件に処女を捧げる。しかし、ペペはマリアに何も告げることなく、ある日アメリカを目指して旅立ってしまったのだった。
そんなマリアに残されたのはお腹の中の子供。しかも彼女には親が勝手に決めたかなり年長の男性との結婚が控えている。婚約者のイグナシオは地主であり、両親もこの結婚によって生活が上向くことを期待している。そのために最初はまじないで流産させようと試みる母親だったが…。
数奇な運命に翻弄されながらも、最後には立ち向かおうとするマリアの姿が描かれる。
 
!!! 以下、ネタバレを含みます !!!